2016年09月01日

麻布十番の赤い靴はいてたきみちゃん像

「 赤い靴はいてた女の子 異人さんにつれられて行っちゃった」
このとても悲しい曲は誰でも知っている「赤い靴」の童謡ですが、1922年(大正11年)に野口雨情作詞、本居長世作曲により発表されました。発表されて以後、きみちゃんという実在の女の子をモデルにしているとの話が定説となっていました。北海道にいた岩崎きみという少女がアメリカ人夫妻に引き取られて、のちに麻布の鳥居坂教会の孤児院に預けられてアメリカに渡ることなく病気でなくなった、そんな出来事を元にしているというのです。
この赤い靴の童謡をテーマとしたきみちゃん像が、麻布十番駅から徒歩7分ほどの、繁華街のパティオに建てられています。1989年に商店街によって建てられた像で、全体として赤みがかったきれいな色をした小さな像です。きみちゃん像は石畳の上の台座にあり、ワンピースを着て頭を結っている様子です。周囲のきれいな商店街の様子を見渡すような位置で立っています。
全国には同じように赤い靴にちなんだ像が7体立てられていますが、明確にきみという名前を冠している像は、ここ麻布十番のきみちゃん像だけとなっています。麻布の街をぶらぶらしながらきみちゃん像に出会う旅も良さそうです。


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